「音声配信を始めたいが、何から始めたらいいかわからない」
「収入を得られると聞いたが、収益化するのにおススメのアプリは?」
「せっかくなので、きれいに配信したい!」
この記事を見ているということは、こんな悩みを抱えていませんか?
音声配信がいいとは聞いたけど、配信なんてしたことないし、ましてやそれで収入を得るために何をしたらいいのかわからなかったり、ネットでいろんな情報を得ても、結局自分に合っているものはどれなのか、わからなかったりしますよね。
この記事では、さまざまな音声配信アプリで配信して収益にも繋げてきた筆者の体験談をもとに、目的別に収益化におススメのアプリ、そして収益化のコツを厳選しました。
最後まで読んでいただければ、数ある音声配信アプリの中で、結局自分に一番合ったものはどれなのかが見えてくると思います!
ぜひ参考にしてくださいね^^
2種類の「音声配信」収益化方法を解説
「収益化」と一言で言っても、実はいくつかやり方があります。音声配信で収益化するための主な方法としては、
①投げ銭
②配信でファンになってもらって、その後何かの販売につなげる
の2つです。
それぞれ、目的によって適した方法が異なりますので、ご自身の場合だったらどちらが適しているかを見極めることが大切です。
投げ銭
配信内で、聞いてくれたリスナーに投げ銭を投げてもらって、それで収入を得るのが「投げ銭」です。
「投げ銭」自体で配信が盛り上がること、また一度の投げ銭がそこまで高額なものではないので、気軽に出してもらいやすいです。(高額な投げ銭も中にはありますので、熱烈なファンになってくれるとそれを投げてくれる人も出てきます)
ライブ配信を仕事としてやっていく、いわゆる「ライバー」をやっていきたい人は、まずはこちらから収益を立てていくといいでしょう。
デメリットとしては、一つ一つの投げ銭がそこまで高くないものが多いので、ある程度の収益にするためにはそれなりの頻度で配信をしていくこと、そして投げ銭を誘導するテクニックが必要です。
でも、楽しく配信をすることで収入を得られ、かつファンも獲得していけるので、とても夢のある収益化方法ですね。
配信でファンになってもらって、その後何かの販売につなげる
配信内で収益を立てることは目指さず、その後何かの販売に繋げることで収益を立てていく方法です。
その後の販売物の金額を自分で決めることができるので、投げ銭よりもまとまった収入にしやすいことがメリットです。
ただ闇雲に配信するのではなく、のちの販売に繋げることを見越して、配信の内容を作りこんだり、クオリティをアップしたりする必要があるのが大変なポイントではあります。
ただし、起業・副業を考えている人や、もう何か販売するものを持っている人が集客の一環として配信を行う場合は、一定の投げ銭収入を得ていくのはかなり時間がかかりますから、まずはこちらから考えていった方が近道になります。
収益化におススメの音声配信アプリ3選
では、このような方法で収益を得ていくためには、どんなアプリで配信していったらいいのか?
私の経験をもとに、おススメのものを3つ厳選しました!
Spoon
ライバーとしてやっていきたい人にはおススメの音声配信アプリです。
利用者数が多いアプリであり、比較的若いユーザーが多いため投げ銭も活発です。
・ユーザーが多い
・比較的若い層が多く、投げ銭が活発
・マネージャー機能で他の人を巻き込めるので、投げ銭誘導がしやすい
・ランキング制度で、露出が上げやすい
リスナー全員が投げることのできる「ハート」をうまく誘導して投げてもらうことで、配信のランキングを上げることができます。ランキングを上げることで、トップページにピックアップしてもらえるので、より多くの方に見てもらいやすくなります。
Twitterと掛け合わせて使っている人が多く、アプリ内にもSNSのタイムラインのような機能が実装されているので、配信時間外にもリスナーとコミュニケーションがとりやすいアプリです。
また、マネージャー制度があり、配信の管理やアナウンスをお願いすることもできます。なので、例えば企画物の配信などで、人を巻き込んで配信を作り上げていくこともしやすいです。
そういう企画物は、より投げ銭やハート誘導もしやすいため、ランキング制度と企画物をうまく掛け合わせることで一気に露出をあげることもしやすく、人気配信者になってライバーとしてやっていきたい人にはおススメのアプリです。
stand.FM
ビジネスをしている人や、何かの情報を得たい人の利用が多いアプリなので、収益化方法の2つ目に挙げた、その後何かの販売につなげていきたい人、またビジネスとして何かの集客に繋げていきたい人にはおススメのアプリです。
・ビジネス利用が多く、情報発信系の配信がしやすい
・URLを貼ることができるので、HPや販売ページに誘導しやすい
・メンバーシップ(有料会員制度)や有料放送で、配信したコンテンツ自体を収益化することもできる
何かの情報を得たいユーザーが多いので、情報発信系の配信が伸びやすいです。
URL限定公開ができるので、たとえば公式LINEの登録者にしか聞けない放送をすることも可能で、集客や、のちのコンテンツ販売などに繋げやすいです。
また、メンバーシップ(有料の会員制度)や有料放送など、どんどん収益化の方法が増えているアプリなので、いくつかの収益化の柱を立てることも可能です。
Voicy
審査に通らないと配信ができないアプリなので、信頼性は抜群です。ビジネス系の情報を得たいユーザーが多いので、情報発信系の配信にはピッタリです。
・審査制なので、信頼性抜群
・情報発信系の配信にはとてもおススメ
・プレミアムリスナー(有料会員)制度やスポンサー制度で収益化しやすい
アプリとしてさまざまな収益化方法が用意されています。審査に通らないと配信できないということで、「Voicyで配信している」というだけで箔がつくので、ビジネスとして配信をやっていきたい人、本格的に音声配信をやっていきたい人は一度は目指したいアプリです。
ただし、初心者からいきなり審査に通過するのは難しいので、stand.FMなどの他の音声配信アプリから始めて、ある程度経験を積んでから乗り出す人もいます。
今回挙げた3つのアプリは、まだ発展途上の音声配信市場において、比較的認知度が高いアプリでもあるので、まだまだ伸ばしていくチャンスがあるといえます!
音声配信の始め方を解説!
さて、ここからは音声配信の始め方を解説します。
今回は、stand.FMを例に挙げますが、どのアプリでもだいたい同じです。
GooglePlayやAppStoreからアプリをダウンロードする
スマホからGooglePlayやAppStoreを出して、ダウンロードしたいアプリを検索します。(画像ではstand.FMを検索しています)
音声配信は、パソコンよりもスマホで使っていくことをお勧めします。
アカウントを作成する
次に、アカウントを作成します。SNS等の連携でかんたんに作ることができますので、お好みの方法で作成しましょう。
本名で登録する必要はないので、ここでアカウント名(チャンネル名)を決めていきましょう。(仮設定だけしておいて、後から変更することもできます)
stand.FMのように、チャンネル名が設定できるようなアプリは、ある程度配信の中身がイメージできるネーミングにできるといいと思います!
配信を開始
さっそく配信を始めていきましょう!
stand.FMの場合は、画面下の+(プラス)ボタンから、ライブ(リアルタイム)か収録(録音して編集したものをアップ)かを選ぶことができます。
これでクオリティアップ!おすすめ機材5選
より多くの方に配信を聞いてもらうようにするためには、配信のクオリティを上げることが必須です。
配信内容はもちろんですが、普段からCDやテレビなどで、音質のいいものを聞きなれている人たちを相手に配信していくわけなので、音質としてもクオリティを高めていくことが、長く愛される配信にしていくために必要なことになってきます。
今回は、機材初心者でも家庭に置いて使いやすい、そして高音質にしていけるような機材をピックアップしてご紹介します。
楽器演奏や弾き語り配信もOK!~コンデンサーマイク オーディオテクニカ AT2035
コンデンサーマイクは、感度のいいマイクになりますので、楽器演奏や弾き語り配信でも、かんたんに高音質にすることができます。
繊細なマイクなので、声を収録するときはポップガードを用意して、必ずスタンド(ブームアーム)もセットで購入しましょう。
ポップガード
場所をとらないので使いやすい!~コンデンサーマイク(スタンド) 888M マランツプロ コンデンサーマイク
場所をとらない、小型スタンドタイプのコンデンサーマイクも使いやすくておススメです。喋るだけなら大きなスタンドまでは必要ないので、このような形状のものが便利です。
持ち運びしやすいので、どこでも配信できる!~iphone用マイク SHURE iPhone iPad用マイク MV88 MOTIVシリーズ 24bit/48kHz MV88A-A
iPhoneに直接挿して使えるタイプのマイクなので、手軽に音質を上げたい方におススメです。持ち運びも楽なので、出先に持ち運んで収録することもしやすいです。
トークを収録したいなら!~ダイナミックマイク SHURE ダイナミック マイクロフォン SM58-LCE
雑音等を拾いにくいダイナミックマイクは、喋りを収録するのに最適です。
このモデルは、長く愛される定番モデルなので、安心して使うことができます。
高音質配信なら必須!~オーディオインターフェース YAMAHA AG06
コンデンサーマイクやダイナミックマイクを使っていくときは必須です。音量やバランスなどを調整することで、より高音質な配信を目指していけます。
複数のマイクをつないだり、電子楽器を直接つないで配信することもできます。
小型で家庭でも置きやすく、配信に最適な機能が盛り込まれているため、コロナ直後のおうち需要が増加した時期に、人気で品薄になっていたモデルです。
オーディオインターフェースの中で、比較的安価な割に高機能なのがおススメポイントです。
収益化するためのコツを徹底解説!
ここまで、どうやって収益化していったら良いか、そしてそれをどのように始めていったらいいかを解説してきました。
ただし、いきなりうまく収益化できるかというと、そんなことはありません。
ここでは、収益化していくためのコツをお話ししていきます。
自分が収益化できた時、そして周りで収益化出来ている配信者さんを見ると、ほぼ全員がこの条件に当てはまっている、という絶対必須の3か条をピックアップしました。
決まった時間に配信をする
決まった時間に配信することで、リスナーさんも「この時間に配信がある」と認識しやすくなるため、その時間を狙って聞きに来てくれる人が増えます。
要するに、自分のことを長く応援してくれる「ファン」ができやすくなります。
そして、決まった時間に配信を行うことで、配信者の側にも習慣となるので、継続しやすく、長く配信を継続できるというところにもつながっていきます。
ポイントは、決まった時間に配信して、その時間に来てくれる方のニーズを満たした配信をすることです。
ターゲットが決まっているのなら、そういう人たちがよく聞く時間を選ぶことも大切です。
収益化が出来ている人は、総じてファンが多くついています。どうしたら自分のことを長く応援してもらえるのか、もっと聞きたいと思ってもらえるのかを考えてみてください。
周りの人を巻き込んで盛り上げる
何か特別感のあるイベントなどを行うと、投げ銭をたくさんして盛り上げていこう!という風潮が、リスナーの間にも生まれやすくなります。
ぜひ、周りの人を巻き込んで合同企画などを行ってみましょう。そうすることで、一緒に企画を行う人のリスナーさんにも知ってもらうことができるので、よりファン層を広げていくきっかけにもなります。
毎日淡々と通常配信を繰り返すだけでは、伸ばすのに限度があります。なので、「特別感のある企画」を立ち上げるなどして、加速度的に伸ばしていきましょう。
長く継続する
配信を伸ばしていくためには、どうしてもそれなりの期間は必要です。定期的な配信を長く継続していくというのが大事なポイントになります。
最初はなかなか伸びないかもしれませんが、「目の前の聞きに来てくれた人に喜んでもらおう」という意識で半年は継続してみてください。
そうしているうちに、ファンや配信仲間ができてくれば、より伸ばしていきやすくなります。
そして、配信する時の話し方や盛り上げ方などもどんどんレベルアップしてくるので、配信のクオリティも一緒に上げていって、盛り立てていきましょう。
まとめ
収益化するためにおススメのアプリと、収益化のポイントについて解説してきました。
今回ご紹介した2つの収益化方法、どちらをとるにしても、「ファンをいかに獲得するか」というのがとても大事なポイントになります。
・他の人の配信がどんなふうに盛り上げているのかを聞いてみる
・自分の配信を聞いてみる
・演出を考える
・企画を立ち上げる
などして、長く楽しんでもらえる配信をしていきましょう。
今後どんどん市場が拡大していくと言われている「音声配信」は、たくさんの人に知ってもらえる機会になります。
私自身も2年近く配信を行っていますが、リスナーとのコミュニケーションがとてもとりやすく、とてもファンを獲得しやすいツールだと感じます。
ぜひ、楽しんで配信をしてみてくださいね。
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